インフルエンザ脳症と年齢の関係とは! [生活]
2015年から2016年の冬もインフルエンザが流行してしまいました。
毎年インフルエンザは流行してしまいますね。
どうにかならないものなのでしょうか。
その中でも怖いのがインフルエンザ脳症です。
インフルエンザ脳症は痙攣や意識障害が起こります。
通常のインフルエンザに感染するだけよりも恐ろしいんです。
今シーズンにインフルエンザ脳症になった人がかなり多かったようなんです。
インフルエンザ脳症になりやすい年齢
現時点で今シーズンにインフルエンザ脳症になった人の人数は161人です。
この数字は過去5年間で比べてみても一番多いんです。
ちなみに昨シーズンにインフルエンザ脳症になった人は101人でした。
60人も増えていることがわかりますね。
インフルエンザ脳症が怖いのはその症状です。
意識障害が起きたり麻痺が残ったりするケースも少なくありません。
しかもインフルエンザ脳症が治ったあとも何らかの後遺症が残る可能性が高いんです。
後遺症が出る可能性は20%とも言われています。
インフルエンザ脳症は大人もなることがあるのですが圧倒的に少ないんです。
インフルエンザ脳症と年齢には関係があると言ってもいいかもしれません。
インフルエンザ脳症になりやすい年齢は10歳未満です。
あるお医者さんによると季節性インフルエンザの場合にインフルエンザ脳症になる年齢は1歳前後が多いようです。
しかし新型インフルエンザの場合は5歳から9歳がインフルエンザ脳症になる年齢が高いとか。
ということはインフルエンザの種類によりインフルエンザ脳症になりやすい年齢も変わってくるということですね。
現時点で今シーズンにインフルエンザ脳症になった人は161名です。
そのうちの86%である138人は15歳未満だということです。
このことからもインフルエンザ脳症になりやすい年齢は中学生以下の子供であるといえますね。
インフルエンザ脳症が今シーズン以上に増加した時がありました。
新型インフルエンザが流行した2009年から2010年のシーズンです。
この時は新型インフルエンザの話題がすごかったですよね。
この時にインフルエンザ脳症になった人は319人でした。
今シーズンの2倍近い人がインフルエンザ脳症になっていたんです。
その時も大人よりも子供の年齢の人がインフルエンザ脳症に多くなったのでしょう。
今シーズンにインフルエンザ脳症が多くなった理由は、
新型インフルエンザが流行したときの同じ種類のインフルエンザが流行したからのようです。
やはりインフルエンザ脳症になる人はインフルエンザと年齢が関係しているようですね。
インフルエンザ脳症が発生するメカニズムはまだはっきりとはわかっていません。
どうやら脳にインフルエンザウイルスが入ってしまったというわけでもないようなんです。
脳にインフルエンザウイルスが入ろうとした時に、
免疫反応が強く出るためにインフルエンザ脳症が発症するとも言われています。
インフルエンザ脳症にならないようにするにはインフルエンザにならないのが一番です。
手洗いうがいをしっかりするのは当然のことですが、
睡眠や食生活など生活環境をしっかりすることも大事ですね。
小さいお子さんがいる家庭ではインフルエンザ脳症は本当に心配ですよね。
まずはインフルエンザにかからない生活を心がける必要があります。
子供が体調が悪そうな場合はすぐにお医者さんに診てもらう必要もありますね。
仕事が忙しかったり時間がないという場合もあるでしょう。
しかし子供の体調はしっかりと見ておく必要があります。
少しぐらいそのままでもいいやと思わずに、
子供が体調が悪そうだったらすぐに病院で診てもらいましょう。
インフルエンザ脳症になりやすい年齢は子供の年齢です。
特に小学生までの年齢の場合にインフルエンザ脳症になりやすいです。
後回しにすることなく子供の体調を観察しましょう。
今シーズンのインフルエンザの流行はおさまってきています。
しかしまだインフルエンザに感染する可能性はありますからね。
今年はインフルエンザに感染しなくても、
来年や再来年はわかりません。
インフルエンザ脳症にならないためにはインフルエンザに感染しないのが一番です。
インフルエンザの流行時期の前後は子供の体調を注意深く見ておきましょう。
それが親としての勤めではないでしょうか。
まとめ
インフルエンザ脳症と年齢の関係でした。
インフルエンザ脳症はインフルエンザウイルスの種類と年齢に関係があるようです。
子供の年齢でインフルエンザ脳症になる患者が増えています。
大人の年齢ではインフルエンザ脳症になる人は少ないです。
免疫が関係しているのかは現在のところわかっていないようです。
しかしデータ的には子供の年齢でインフルエンザ脳症になる人が多いと出ています。
インフルエンザ脳症にならないためにはインフルエンザに感染しないのが一番です。
手洗いうがいなどできることはしっかりと行いましょう。
子供も手洗いうがいが習慣になるようにしておく必要がありますね。
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タグ:インフルエンザ脳症
2016-03-21 06:33
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