インフルワクチンは子どもに効果なし？ [生活]
冬になると毎年流行するインフルエンザですが、
この度研究チームが大規模な調査を行った結果、
インフルワクチンは子どもに効果が見られないという結果がでました。
インフルワクチンはインフルエンザに感染しないようにしたり、
感染しても重症化しないようにするワクチンですよね。
毎年インフルエンザが流行する前にインフルワクチンを接種している人も多いでしょう。
しかしそのインフルワクチンの調査で思わぬ結果がでました。
インフルワクチンは子どもに効果なし
インフルワクチンの大規模な調査を行ったのは、
慶応大学などの研究チームです。
その調査結果をアメリカの科学誌プロスワンで発表しています。
このインフルワクチンの研究結果によると、
インフルワクチンは子どもには効果が見られなかったというものです。
結構びっくりするような研究結果ですよね。
しかし子どもにインフルワクチンが効果が見られなかったと言っても全ての子どもに対してではありません。
インフルワクチンの効果が見られなかった子どもは乳児と中学生です。
年齢にすると生後6ヶ月から11ヶ月の乳児と、
13歳から15歳までの中学生の年齢です。
この研究をしたときに調べた人数は4727人。
かなり信憑性のあるデータではないでしょうか。
いままではここまでの人数の研究はされていませんでしたからね。
インフルエンザワクチンは生後6ヶ月以上から接種することができます。
子どものときにインフルエンザになると怖いという理由から、
小さい子供を持つ親御さんは乳児にインフルエンザワクチンを接種させている人も多いでしょう。
しかし今回の研究の結果では乳児へのインフルエンザワクチンの効果は確認できていません。
また同様に中学生の年齢でもインフルエンザワクチンの効果は確認できていないんです。
すごい発見ですよね。
しかし1歳から12歳までの子どもに対してはインフルエンザワクチンは効果的です。
なので子どもの年齢によってインフルエンザワクチンの効果がある年齢とない年齢があるということですね。
これも不思議なことです。
乳児には効果なく1歳以上の年齢になれば効果があるというならまだわかりますが、
13歳から15歳の年齢で効果がなくなるというのはなぜなのでしょうか。
乳児と中学生の子どもにインフルエンザワクチンの効果がない理由はいまのところわかっていません。
おそらく人が成長する過程に何らかの理由があるとは思いますが、
不思議なことですよね。
理由が早く知りたいですね。
インフルエンザの予防
乳児と中学生には現在のインフルエンザワクチンの効果が出ないという研究結果ですが、
インフルエンザを予防するにはどうすればいいのでしょうか。
ワクチンに効果がないと聞くとどうすればいいかわかりませんよね。
まずは手洗いうがいですね。
これは基本的なことですが子どものうちはできない人も多いです。
大人でもしない人もいますからね。
手洗いうがいはインフルエンザだけでなく風邪や様々な感染症の予防になります。
基本的なことをやるだけでずいぶんと違うものです。
手洗いうがいは徹底して行いましょう。
生活習慣と食生活の改善。
子どもの生活習慣や食生活は親の責任となる場合が多いです。
きちんとした生活習慣や食生活を子どもにさせるようにしましょう。
現在はスマホやゲームなどで睡眠時間が少ない子どももいます。
睡眠は大切ですからね。
夜遅くまで起きていないようにしましょう。
栄養バランスのとれた食事も大切です。
好き嫌いがあるのはしょうがないことですが、
栄養はしっかり取れる食事にするのがいいですね。
乳児と中学生の子どもにはインフルエンザワクチンは効果がないという研究結果でしたが、
それ以外の年齢の子どもには効果があります。
インフルエンザワクチンの接種もいいですね。
まとめ
乳児と中学生の年齢の子どもにはインフルエンザワクチンの効果が見られないという研究結果でした。
これは驚きの結果ですね。
しかしそれ以外の年齢の子どもには効果が認められています。
冬になると毎年のように流行するインフルエンザですが、
感染してしまうとかなり体は辛くなります。
インフルエンザワクチンを接種するのもいいですが、
日頃の生活習慣と食生活にも気を使ってインフルエンザに感染しない体作りも大切ですね。
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タグ：インフルエンザ
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