浅間山噴火で過去の被害はどのぐらいか [生活]
活発な火山活動を続けている浅間山ですが、
6月25日にもごく小規模な噴火が確認されています。
噴火警戒レベルは2の火口周辺規制にとどまっていますが、
近くの方は注意した方がよさそうです。
浅間山は長野県の北佐久郡軽井沢町と御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村の境にある山です。
浅間山は世界でも有数の活火山として知られているんですよね。
ですので過去に何度も噴火をしています。
浅間山は数十年前から火山活動が活発であったと言われています。
火山活動が活発なことから避難経路を取りまとめたハザードマップが作成されているぐらいです。
近くの方や登山に訪れた際には浅間山のハザードマップは確認しておきましょう。
万が一浅間山が大規模な噴火をした時にもハザードマップのおかげで命が助かることもあります。
浅間山は観光にはいいところなんですけどね。
もちろん火山活動が活発じゃないときにしか行ったことはないですけど。
鬼押出しや白糸の滝なんかは有名ですよね。
自然がいっぱいで気持ちいいですからね。
観光をしたことあるという人も多いのではないでしょうか。
しかし現在は浅間山の噴火活動が活発です。
観光に行くにしても情報には注意する必要があります。
常に噴火情報はチェックが必要ですね。
浅間山は過去に何度も噴火し被害も出ています。
浅間山の噴火で過去にどれほどの被害があったのか一部紹介します。
記録は685年から始まります。
685年に浅間山が噴火したのではないかとの記録が一番古い記録です。
その後も断続的に浅間山は噴火しています。
そして現在でも噴火が続いています。
1595年の噴火では人にはかなりの被害がありました。
1721年の噴火では登山者を含む16人に被害。
1783年には大規模な噴火が発生。
被害者は1151名で怪我をした人を含めるとかなりの人数になります。
またこの大規模噴火では関東中部でも灰のため昼間も暗かったようです。
1908年から1914年の噴火では被害者多数。
噴火の際の爆発音がすごくて東京や富山まで浅間山の爆発音が聞こえたとか。
灰も太平洋までかなりの範囲で降りました。
1929年から1932年では被害者9名。
ガラスが破損する程の衝撃がありました。
1934年から1937年では被害者2名。
登山者の方が被害にあいました。
1938年から1942年では被害者数名。
1947年では登山者9名が被害に、
1949年では同じく登山者4名が被害、
1950年から1951年には7名が被害にあいました。
1961年には噴火で行方不明者1名が発生。
2004年の噴火ではかなり広範囲に灰が降ります。
山形県や新潟県、千葉県や神奈川県にまで灰が降りました。
2011年3月には東日本大震災をきっかけに浅間山の山頂付近で
火山活動が活発に行われています。
上記にあげた浅間山の過去の噴火の際の被害ですがごく一部になります。
断続的に浅間山は噴火活動を繰り返し、
それにより被害も出ています。
気になったのは登山者の被害者が多いことです。
やはり登山中に噴火に巻き込まれるということも少なくないようです。
登山を楽しむ際には注意が必要ですね。
1900年以降はきちんと浅間山の噴火活動の記録をきちんと取るようになったからか、
ものすごい回数噴火しているのがわかります。
人的被害もかなり多いですね。
家や農作物などの被害も含めると多くの被害が出てきます。
活発な火山活動を続ける浅間山ですが過去の被害を知ることによってそこから学べることも多いでしょう。
十分に注意することが必要ですね。
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