神戸の鈴木商店は現在こうなってる [生活]
日本の商社として思いつくのは何だろうか。
三菱、三井、住友と思う人が多いと思います。
しかしかつて日本一の商社として鈴木商店がありました。
鈴木商店って聞いたことがある人は少ないかもしれません。
しかし三井や三菱を抜いて日本一になったことのある商社が鈴木商店なんです。
そんなすごい商社の鈴木商店があまり知られていないのにはわけがあります。
それは倒産してしまって現在は鈴木商店という商社はなくなってしまったからです。
鈴木商店は明治、昭和で発展していき、
大正時代には日本一の総合商社になりました。
産業革命を引っ張ってきた商社といっても過言ではないんですよね。
しかし1927年に倒産し現在では鈴木商店という名前は消滅してしまいました。
倒産した理由は第一次世界大戦や米騒動などに対応できなかったと言われています。
このころから時代の流れにうまく対応しないと日本一の商社と言えども
倒産を免れることはできなかったんですね。
鈴木商店は神戸に本社がありました。
神戸には外国人居住地がありましたよね。
現在でも神戸の外国人居住地は観光地となっています。
鈴木商店の本社は神戸でしたが日本全国に炭鉱や工場を持っていたんです。
例えば炭鉱は北海道、工場は北九州など様々な場所に関連施設があったんです。
気になるのはかつて神戸に本社があった鈴木商店の現在ですよね。
上記のように鈴木商店は倒産し名前はなくなってしまいました。
鈴木商店という商社の名前はなくなりましたが現在も脈々と受け継がれているんです。
鈴木商店の流れを汲んでいる企業は現在も多いです。
たとえば双日や日本製粉、昭和シェル石油やサッポロも
鈴木商店が源流となっているんです。
そう考えるとすごいですよね。
現在の日本の一流企業は鈴木商店と関係があるということです。
この事実は結構知らない人も多いのではないでしょうか。
鈴木商店は幻の商社と言われています。
確かに現在鈴木商店を知る人はすくないですからね。
しかし倒産してもなお現在の時代に有名企業を残しているというのは素晴らしい。
ここ最近鈴木商店が再び脚光を浴びているようです。
シンポジウムなんかも開かれているようですよ。
鈴木商店の関連施設は現在観光地にもなっているようです。
興味がある方は行ってみるのもいいかもしれませんね。
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